しな布って?                              




 落葉広葉樹であるシナノキの樹皮を剥ぎ内皮をとる。乾燥させ、水につけ、灰汁で煮る。
米糠に漬けシナ裂きをし績む。そして撚りをかけ、糸にし、機で織る。それが「しな布」です。
 山里の暮らしの中で綿々と受け継がれてきた伝統と、気の遠くなるような根気のいる作業
を経て生み出される素朴な風合いの布には、力強い生命感が溢れています。


 しな布にはざっくりとした素朴な手触り、自然な色合い、特に通気性がよく軽く、水にも強い。
陽射しなどによる変色の心配もなく使い込むほどに木肌の艶がでてきます。このような特長
のあるしな布は、衣類やふとん側をはじめとして、穀物袋、船具、せいろの敷布などに用いら
れてきました。
織り上がったしな布反物
日本の衣の原点である「しな布」には、様々な魅力や特長があります。その「しな布」の魅力の上に、更に弾力性、耐久性を持たせたいと研究を続けしなを横糸に麻を縦糸にしたオリジナル創作布「しな上布」を山形の石田屋が開発しました。
石田屋さんは色彩をバラエティーにし装飾を施し立体感溢れる色つやを出す為に、商品によっては柿渋染めや漆塗りをしています。

しな上布の商品
ショルダー
 しなを横糸に麻を縦糸にしたオリジナル創作布「しな上布」を用いる事で弾力性軽さ耐久性を持たせました。機能性、使い易さをも追求した当店オリジナルの逸品です。
 しっくりとなじむ柔らかい曲線を描く持ち手と底部には型くずれのしにくいしっかりとした牛革を使用。置いた時にも安定感があります。出し入れ口にはファスナー付、牛革ふたを使用、そしてその片側には大きくオープンポケットも付いています。
 A4サイズの書類や本なども余裕で入る大きさ、収納力は抜群です。又、艶があり、渋く底光りする黒色も好評です。

・材質:しな上布、牛革、裏地は厚手木綿
・サイズ:高さ30cm×横35cm×幅12cm 持ち手紐 全長約50cm
・重さ:約600g ・ショルダー手提げ兼用
・収納力がありアウトポケット、オープンポケット、内ポケットなどが機能的についている
・色:黒 柿渋液を媒染により黒にした草木染めで、色の深み、布の強度を増した。
ポシェット
軽くてコンパクト、機能、収納力共に優れたポシェット。両開き全開ファスナー付ポケットには深くまちを付け、中味こぼれ防止対策もしっかりと。
 もう片方のファスナー付ポケットは5分開きです。両方のファスナー付ポケットの真ん中には、マグネット式ボタンを付けた収納部分をつくりました。
 お好みに合わせて、Aタイプ・Bタイプの2種類をご用意しました。

★Aタイプ: しな布と厚地木綿布のコンビネーションで、ほんわかと柔らかさを表現。
★Bタイプ: しな上布(黒染加工)と牛革(黒)のコンビネーションがシャープな印象。
素材違いだけで収納力、機能性は同じです
灯り

材 質:しな布、木片入りの和紙、ミニ電球25W
サイズ:高さ35cm、横21cm、奥行16cm

「しな織」「木片入りの和紙」共に和の自然素材をたっぷりと使った手作りの作品。部屋に置くだけで、空間が広がりやすらぎを肌で感じとれるようなあかりです。自然灯は、光と影を空間に演出します。
そのため広がり感が出、立体的に見えるので物がより美しく映えます。
 新築祝いや御贈答にも大好評。電磁波や紫外線のない低電力の白熱灯を上手く使うことで、人に地球に優しい灯りになっています。また、電気をつけなくても、洒落たインテリアとしても使え、
軽いので持ち運びも簡単。点灯すると水玉、しな布の織り模様、和紙の木片が浮かび上がります。

資料 山形県しな布ギャラリー石田屋